5月28日、29日の2日間、兵庫県姫路市で行われたボーイスカウト日本連盟の2022年度全国大会にて、当団ローバー隊の坂本聖弥さんが日本連盟から人命救助章を受章しました。
坂本さんは昨年の10月24日、隊の活動を終えて帰宅後、近所の山の上空にヘリコプターが数機飛んでいることに違和感を覚えSNSで情報収集し、近くの百々ヶ峰(どどがみね)で「6歳男児が行方不明」という情報を得ました。
行方不明になってから4時間ほどが経過して日が落ちた中、未だ発見されていない状況にいてもたってもいられず、ビバークを前提とした登山装備を持って家を出たといいます。
現地で同じように集まった方々と共に、警察や消防の捜索が及んでいない場所を探し、呼びかけに対してかすかに聞こえた返事から、登山道もない急斜面の藪の中に座っていた男の子を発見し救出しました。21時過ぎのことでした。
こういったことが身近で起こるのは稀かもしれません。
でも、困っている人に出会うことは決して少なくはないはずです。
そんなとき、ボーイスカウト活動で学んだことを思いだし、勇気を出して自分のできることを実行に移す行動力が大切だと感じました。
今一度、おしみない賛辞を。弥栄
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