10月19日（土）,20日（日）の1泊2日で郡上市高鷲町ひるがのにある「ひるがの分水嶺公園」まで歩く、当団恒例の「HST（Hyper Scout Training）」を実施しました。
ここ数年、毎年9月に開催していましたが、90km弱の道のりを温暖化の影響か年々厳しくなる暑さの中歩くことでの熱中症などのリスクを考慮して、今年は開催時期を1ヶ月遅らせることにしました。
日の入りが約1時間早くなりますが、日中のコンディションで十分カバーできると判断しました。
今年は中学3年生が1名、中学2年生が2名、中学1年生が1名とバランスの良い参加者構成となりました。
1日目は全国的に雨模様となり、岐阜でも行く先の空がかすんで見えることから、いずれ雨が降り出すことは想像に難くありませんでしたが歩みを止めることはできません。
参加したスカウトは背負って歩く荷物の重量と、快適さや足への被害を天秤にかけた結果、全員が雨用の靴や替えの靴を用意しないことを選択してきたようでした。果たして吉と出るか…。
昼頃には雨は降り出し、夕方には一時バケツをひっくり返したような大雨にも見舞われながら郡上市にある野営地へ到着しました。
2日目は晴天でしたが、強い向かい風との戦いでした。ひたすらゴールまで続く上り道。最後には行く先が見上げると視界に入るという精神的にも体力的にも追い打ちをかけられるコースですが、全員が無事ゴールすることができました。先着したバディは過去に例のない好タイムでのゴールでした。
雨に濡れた湿った靴で歩き足に水ぶくれができたスカウトもいました。
かのアインシュタインの言葉にもあります。
何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上に良い方法はない。
アルベルト・アインシュタイン
長距離を歩くのに、湿気を避け、足を快適に保つことが大切であることを学んだことでしょう。
次に挑戦するときの装備はもう完璧ですね！？
最後に、道中では多くのドライバーからお声がけ頂きました。
ありがとうございました。
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